子育て中の母親らの舞鶴ママズアンサンブル 11月7日、城南会館で秋のほんわか音楽会【舞鶴】
投稿日時:2009年10月27日(火)
出産や育児でいったん音楽活動を断念した母親たちが、子供連れでも活動できる場をと、舞鶴ママズアンサンブルを結成し練習に励んでいる。平日の昼間に練習時間を取り、幼児を膝の上に乗せながら母親らが楽器を演奏したり、その周りを子供たちが元気に遊び回っている光景が見られる。演奏会も子供と一緒に気軽に来場できる。11月7日午前11時から女布の城南会館で、秋のほんわか音楽会を開く。中・高校時代に吹奏楽部員や社会人の吹奏楽団に所属していた女性たちは、出産などを機に演奏から遠ざかったり、子育ての時期は夜間の練習に出づらく、活動を諦めざるをえない事情を抱えている。そんな悩みを持ちながら活動を再開したいと思っていた女性4人が、まちづくりサポートクラブからの演奏の依頼をきっかけに、全国で母親たちのブラスバンドが誕生しているのにも励まされ、2007年春に同アンサンブルを結成した。メンバーは口コミで増え、現在は市内外在住の独身女性、妊婦、乳児から高校生までの子供を持つ母親の17人。フルートやチェロなどの楽器、ソプラノ歌手で構成する。毎週1回、城南会館で午前中に集まる。演奏中は子供たちが会場で遊び周り、全員で見守っている。メンバーらのリクエストを元に選曲し、最低5人のアンサンブルで演奏できるように、元の曲をアレンジしてオリジナルの楽譜を作成。童謡や映画音楽などをレパートリーに持つ。これまで幼稚園などで披露し親子での来場を呼びかけ、音楽を聴きながら踊る子もいた。演奏中は託児スタッフが子供の世話を担当する。代表の小野範子さん(31)=女布=は「できるときに、今できることを大切にし、無理をせずに活動を続けていきたい」と話す。7日は「シンコペーテッド・クロック」などを演奏する。入場無料。問い合わせは同アンサンブル(maizuru_mamas_ensemble@yahoo.co.jp)。
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