舞鶴ユネスコ協会へ書き損じはがき約1万枚 発展途上国の子らを支援「世界寺子屋運動」【舞鶴】
投稿日時:2010年02月23日(火)
学校に行けない発展途上国の子供たちを支援する世界寺子屋運動に協力しようと、運動に取り組む舞鶴ユネスコ協会(古森輝彦会長)の元に、市内の学校や事業所などから次々と書き損じはがきなどが届けられ、同協会が2月20日、はがきと募金を集計した。今月下旬に日本ユネスコ連盟に送る。教育支援の国際協力活動として、同連盟が1989年から書き損じはがきの提供と募金を呼びかける寺小屋運動を展開。書き損じはがきは1枚45円に換金される。はがき1枚がネパールでは鉛筆七本に相当する。舞鶴ユネスコ協会でも97年から学校や企業、団体の協力を受け実施。昨年ははがき1万1800枚(換金額53万3504円)、募金12万798円が寄せられた。13年間の総額は785万7167円に上る。 書き損じはがきの回収に取り組んで3年目の舞鶴養護学校では、高等部評議委員会の生徒らが今年は毎朝登校する小・中・高校生に協力を呼びかけ350枚を集め、来校した同協会理事の桜井妙子さんに手渡した。委員長の山井郁美さん(3年)は「みんな心よく協力してくれました。少しでも役に立てればうれしい」と話していた。集計の結果、はがき約1万枚(換金額約52万円)、募金約9万5000円が寄せられた。カンボジアでの学校建設の支援に活用される。 また、公文名の中筋小学校児童会が2月19日、来校した舞鶴ユネスコ協会の波多野貞夫副会長に、書き損じはがき232枚を手渡した。児童会では、全校児童に呼びかけて書き損じの年賀はがきなどを集めた。児童会長の村上日向さん(六年)ら本部役員が、「役立ててください」と、波多野副会長に書き損じはがきを託した。
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