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志楽小の今井心求君(6年 )と優求君(4年 )兄弟 スノーボード競技スラローム2種目で初の全国大会連戦【舞鶴】

志楽小の今井心求君(6年 )と優求君(4年 )兄弟 スノーボード競技スラローム2種目で初の全国大会連戦【舞鶴】

投稿日時:2010年03月02日(火)

愛用のスノーボードを手にする優求君と心求君(右)

 3月1日から始まったスノーボード競技のスラローム2種目の2つの公式戦に、志楽小学校6年生の今井心求(ろぐ)君(12)=田中=と、4年生の優求(りぐ)君(10)の兄弟選手が出場している。雪が少なく練習場所のないハンデの中、普段は体操教室でバランス感覚などを養う練習にも取り組む。2人にとって初の全国大会。互いに刺激し合いながら、新潟県と長野県での大会を連戦している。2人は、全日本スキー連盟(SAJ)が1~3日、新潟県上越市で開催する、全日本ジュニア選手権大会・スノーボード競技アルペン種目南魚沼大会の小4~6年の部に出場中。続く4、5日、日本スノーボード協会(JSBA)が長野県茅野市で開く全日本スノーボード大会・ユース男子14歳以下で、心求君はデュアルスラロームとジャイアントスラロームに、優求君はデュアルスラロームに、西日本地区代表として出場する。スノーボードを楽しむ父の寛憲さんに連れられ、心求君が5歳、優求君が3歳から滑り始め、2年前からスキー場主催の小さな大会に出るようになった。スノーボード競技でいくつもの種目がある中、父親と同じくハーフパイプ種目に取り組んでいる。舞鶴や近辺では専用の練習施設がないため、冬休みなどを利用して岐阜県内の施設を使ったり、夏休みにはバンクーバー・オリンピックに出場した青野令選手が練習拠点とする愛媛県東温市の室内ゲレンデで練習。昨年七月には青野選手から直接指導も受けた。また、競技に必要な回転感覚を磨こうと、父親の勧めで2年前から引土の「ディナモ舞鶴スポーツクラブ」に通い、千頭一郎さんの指導でトランポリンの練習を取り入れている。JSDAの公式戦の地区予選に2人は参加し、目標としていたハーフパイプの予選は通過できなかったが、他の2種目で初の全国大会出場を決めた。心求君は「SAJに出場できるのは今年が最後なので1位になりたい」、優求君は「年上の選手ばかりだけれど、予選の33秒を上回る30秒を切るタイムを出したい」と話し、来年は本命のハーフパイプを含め3種目出場をと目を輝かせている。

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