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舞鶴よさこい連がボランティアの取り組み 障害者支援施設「みずなぎ学園」で鳴子を手に交流【舞鶴】

舞鶴よさこい連がボランティアの取り組み 障害者支援施設「みずなぎ学園」で鳴子を手に交流【舞鶴】

投稿日時:2010年03月02日(火)

練習を楽しむ施設の利用者と舞鶴よさこい連のメンバーたち

 舞鶴よさこい連(横田敬代表、70人)が、丸田の障害者支援施設「みずなぎ学園」(濱田康寛施設長)で、施設の利用者たちによさこいの踊りを教えるボランティア活動に取り組んでいる。利用者たちも毎月メンバーが訪れるのを楽しみにしており、一緒になってよさこいのリズムに乗って鳴子を手に交流している。知的障害を持つ人たちの入所する同学園で開かれた1昨年の夏と秋の祭りに、舞鶴よさこい連が出演して踊ったのがきっかけとなり、利用者たちの運動になればと昨年4月から毎月第2土曜日に、メンバー約10人が訪れ指導を始めた。車いすを利用する人も含め約60人とほぼ全員が参加している。地域のイベントにも参加できるようにと目標を定めて、「正調よさこい 鳴子踊り」などを練習し、昨年11月のゑびす市にはメンバーと利用者たちが共に出演して披露した。現在は激しい動きを伴う「さあさ、みんなでどっこいしょ」を特訓中だ。1、2月は練習は休止だったが3月から再開する。指導する竹ノ内栄子さんは「毎回とても歓迎してもらっており、コミュニケーションもとれるようになりました。みんなの楽しんで一生懸命踊っている姿に、私たちも楽しみに訪れています」と話す。ゑびす市に出演した利用者の女性は「お祭りでは盛り上げて踊ることができ、お客さんから拍手をもらえてよかった。次の踊りも覚えて披露したい」と意欲を見せている。

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