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こいのぼり泳ぎ住民交流、5月4日にフェスタも 倉谷西町内の有志「倉谷西やろう会」【舞鶴】

こいのぼり泳ぎ住民交流、5月4日にフェスタも 倉谷西町内の有志「倉谷西やろう会」【舞鶴】

投稿日時:2010年04月23日(金)

天清川沿いに泳ぐこいのぼり

 舞鶴市倉谷西町内の有志でつくる「倉谷西やろう会」(国光昭会長、会員26人)が、町内を流れる天清川沿いの区間に、5竿を設置して大きなこいのぼりを揚げたり、小さなこいのぼり約600匹を川の両岸から掲げて、地域の住民や登下校の小学生たちを楽しませている。年々飾られる数は増え続け、住宅地の空を泳ぐこいが地域の交流に役立っている。5月4日は倉谷橋のたもとでこいのぼりフェスタを開き、模擬店を並べたり撮影会などをする。倉谷西は余内の区民運動会で、ゴジラなどを作って応援したりと活動が活発な地域でもあった。そうした活動が好きな住民らが区民運動会がなくなり、代わりの場をつくろうと2005年にやろう会を結成。「何でもやろう」という気持ちから名付けた。町内会の倉谷西まつりや地蔵盆などの行事で中心的な活動を担っている。キャラクターのピカチューを題材に、ダンボールなどで巨大な人形を作ったりもした。また、冬には余内小学校の通学路を雪かきするなど、男女の会員たちが全てボランティアで取り組んでいる。設立時から続けているのが、端午の節句に合わせたこいのぼりの設置。倉谷橋と浜田橋の192メートル区間の天清川沿いに竹を立てて、住民から提供を受けた大きなこいのぼりを揚げ、川幅約10メートルにロープを渡し、1本のロープに小さなこいのぼり24匹を掲げている。倉谷西は川を挟んで南北にまたがっているため、ちょうどこいのぼりを見に来る住民が顔を揃える場になっている。4月25日にもう1竿立てる予定。  次第に評判を呼び、他町内の人がこいのぼりを提供してくれたり、写真撮影に訪れる人も増えている。国光会長は「連休に来る孫と見に行くので楽しみにしていますという人もおられ、地域の風物詩になりつつあります。ただ、交通に注意して見て下さい」と話している。フェスタは5月4日午前11時~午後1時。こいのぼりは5月9日に撤収するまで飾っている。

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