五老ヶ岳花回廊育てる会にNPO法人の認証 ツツジの植樹と世話を続ける市民グループ【舞鶴】
投稿日時:2010年05月18日(火)
舞鶴の観光名所・五老岳のドライブウエー沿いや頂上散策路に、ツツジの植樹と世話を続ける市民グループ「五老ヶ岳花回廊を育てる会」が、特定非営利活動(NPO)法人の認証を受けた。これを記念して、このほど「レンゲツツジ花回廊巡り」を開催、ボランティアで活動に携わってきた会員らが、色鮮やかに咲き誇る花を観賞して、さらに五老岳の魅力アップを誓った。花回廊づくりは、2000年4月、舞鶴東・舞鶴両ロータリークラブが、社会奉仕活動の一環として始めた。東西舞鶴の中間に位置する舞鶴一の景勝地・五老岳の景観向上を図るのが目的。ドラブウエー沿い約3キロや頂上散策路の延べ約6キロにレンゲツツジの植樹を行った。この取り組みは、2007年から「花回廊を育てる会」が引き継いだ。広く市民の協力を得て、散水や草取りの世話を続けている。また、花回廊のグレードアップのため、山側斜面にツツジを植栽して、若狭富士や丹後富士を形作るなどしている。これまでに植樹したツツジは約5000本を数えている。NPO法人は、活動団体の基盤を強化して、さらに継続・発展を図るため取得した。理事5人、監事2人の役員を決め、運営に当たる。西村敏弘代表理事は「花回廊づくりがスタートして10年。さらに10年後には夢のような花回廊にしたい」と話している。
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