鹿原の田んぼに巨大ヘイケボタル!稲穂で描き出す やぐら台も設置し見学呼びかけ、9月12日には稲刈り【舞鶴】
投稿日時:2010年09月07日(火)
「鹿原の田んぼに巨大なヘイケボタルが出現!」 地域の農地・水・環境保全向上対策に取り組む舞鶴市鹿原地区活動組織が、5月に植えた古代米などの稲が実り、田んぼをキャンバスに黒色と黄色の稲穂で大きなヘイケボタルが描き出されている。現地には高所から眺めることができるやぐら台も設置されており、見学を呼びかけている。9月12日にホタルの部分を残して稲刈りをする。 地域の環境と農地保全への関心を高めようと、各地でニュースになっている田んぼアートに初めて挑戦した。図案は、鹿原に飛び交うゲンジボタルなどは模型にしたことから、残るヘイケボタルを採用。企画した同組織の竹内保人さんが所持する古代米のアクネもちとカグラもちの種から苗を育てた。 休耕田だった10アールの田に、竹の棒とテープを使って実物の千倍の大きさとなる長さ約10メートル、幅約3メートルのヘイケボタルを形作り、地元の小学生らが図形に添って2種類の苗を植えた。穂が色づきだすと、カグラもちの黄色い穂が目と周囲を形作り、アクネもちの背の高い黒色の穂が胴体と脚、触覚、ホタルを囲む線を浮かびあがらせた。農道に設置した高さ約2メートルのやぐら台に子供たちも登って見学している。 竹内さんは「暑さのおかげで順調に穂が出て実りました。初めてにしては上出来だと思います」と話す。12日午前10時からカグラもちを刈る。黒い穂のアクネもちは10月に入ってから稲刈りをするため、しばらくはホタルを見ることができる。もち米は11月の収穫祭でもちをついて食べる。
写真=黒と黄色の稲穂で描かれたヘイケボタル
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