育てる会「五老岳花回廊」グレードアップへ まもなくドライブウエーの植樹も完了【舞鶴】
投稿日時:2010年10月19日(火)
舞鶴の観光名所・五老岳の魅力アップにと、ツツジを植樹して世話を続ける市民グループ「五老ケ岳花回廊を育てる会」(西村敏弘代表)は2月14日、同岳のドライブウエー中腹で植樹会を開いた。同会の呼びかけで東舞鶴高校野球部員も参加して、レンゲツツジの苗木50本を植樹した。 五老岳の花回廊づくりは、舞鶴、舞鶴東両ロータリークラブの社会奉仕活動の一環として、2000年10月に始まった。ドライブウエー沿い約3キロと頂上散策路など延べ6キロに約4000本のツツジを植樹。この活動を継続するため、07年4月に「五老岳花回廊を育てる会」が設立され、ツツジの維持・管理と、若者を中心に市民に参加を呼びかけ、定期定に植樹会を開いている。 この日の植樹会には、会員6人と東舞鶴高校野球部員と女子マネジャーら32人が参加。ドライブウエー沿いに掘られた穴に、野球部員らは、スコップを手に花芽のついた高さ80センチのレンゲツツジを1本ずつていねいに植えた。このレンゲツツジは、5月の連休ごろに橙色の花を咲かせるという。 野球部主将の石本貴也君(17)は「五老岳は自然が豊かで頂上からの眺めが素晴らしい。ここに植樹させてもらって、うれしく思います。きれいな花が咲いたら見にきたい」と話していた。 同育てる会では、2月21日に西舞鶴高校生、同28日に海上保安学校生が参加して植樹会を開く。この植樹で、ドライブウエー沿いの植樹を完了する予定。また、花回廊をグレードアップするため、ドウライブウエーの法面にツツジで若狭富士や丹後富士の形を描く取り組みを進める。 西村代表は「あと5年で市民や観光客が楽しめる夢のような花回廊にしたい」と話していた。
写真=ドライブウエー沿いにツツジを植樹する東高野球部員
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