書とキルトがコラボ 元先生と生徒の吉田さん、嵯峨根さん 「こもれび」で11月30日まで作品展 【舞鶴】
投稿日時:2010年11月16日(火)
書の嵯峨根和子さん(50)=公文名=とキルトの吉田真帆さん(66)=浜=による「小さな書と小さなキルトのコラボ展」が、舞鶴市市場のぎゃらりー喫茶「こもれび」で開かれている。元中学校の美術教諭の吉田さん、その生徒だった嵯峨根さん。中学校卒業以降ずっと交友を続ける二人が初めてコラボ展を実現させた。30日まで。 城南中時代に吉田さんは美術を教え、嵯峨根さんが3年生の時に1年間担任をした。卒業後も手紙で交流し、嵯峨根さんが結婚や子育てのときも吉田さんがアドバイス。吉田さんはパッチワークキルトを楽しみ、嵯峨根さんは書に励み、創作活動の共通点でもつながる。 コラボ展では、嵯峨根さんのかなの書に吉田さんが持つ絣などの布を額装に使った作品を出品。また、気軽に書に親しんでもらおうと、サインペンなどを使って便箋、メモ帳、和菓子の包装紙などに詩などを書き、コースターや栞、額などに仕上げた。クッションや絵本の表紙を題材にしたナップサックも並ぶ。 吉田さんは「先生と生徒ではなく友人としてつきあいが続いています。2人のコラボ展ができるなんて夢のようです」、嵯峨根さんは「布と書が一体になった作品は現代的な感じがし、書の新しい魅力を引き出してくれています」と話す。 午前10時~午後6時、水曜と木曜は休み。入場無料。同29日午後2時から吉田さんによる朗読会「心に響く小さな五つの物語」がある。
【問い合わせ】電話63・3088、こもれび
写真=作品に囲まれた吉田さん(左)と嵯峨根さん
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