加佐地域福祉センター「由良川学園」で お話挿絵原画展 田中さんが水彩で描く 「子どものころに遊んだ景色」【舞鶴】
投稿日時:2011年01月22日(土)
加佐地区の民話や伝説をまとめた冊子『まいづる加佐 ふるさとのお話』(A4判、101ページ)の挿絵原画展が、八田の加佐地域福祉センター「由良川学園」で開かれている。田中實さん(67)=高野由里=が、水彩で描いた民話の一場面や加佐を代表する風景画を展示している。 『ふるさとのお話』は、岡田上子育て支援協議会会長の飯田和子さん(75)=桑飼下=が、昨年12月に自費出版した。 「子どもたちに郷土への誇りを持ってほしい」と、悠久の歴史を誇る由良川沿いに拓けた加佐地区に伝わる話をまとめた。 出版に当たって、子どもも大人も楽しめるようにと、親交のあった田中さんに挿絵を依頼。田中さんは、舞鶴の民話を題材にした紙芝居や防犯紙芝居の絵を制作しており、また、加佐地区にも縁があったことから引き受けたという。 田中さんは、挿絵の制作のためスケッチに出かけ、また、飯田さんの書いた民話などを何度も読み返して絵筆を走らせた。民話の一場面を描くときには、「子どものころに遊んだ景色をイメージして描いた」と話す。 原画展は、由良川学園の1、2階ホールと加佐診療所に展示。3月30日まで40点を展示して、その後、原画を入れ替え、6月30日まで残る30点を展示する。展示時間は午前9時~午後4時。ただし、加佐診療所は土、日、祝日は休み。
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