応援の歌声 被災地へ届け 市内一の歴史誇る 木声会合唱団 結成55周年演奏会 4月24日、総合文化会館【舞鶴】
投稿日時:2011年04月15日(金)
木声会合唱団(山下弘団長、30人)が、解散の危機を乗り越え今年で結成55周年を迎え、34回目の演奏会に向け練習に取り組んでいる。団員の30人がこれまで歌い継いできた合唱曲をはじめ、東日本大震災の被災地への応援メッセージを歌に込める。4月24日午後2時から浜の総合文化会館小ホールで開く。 戦後、GHQのレットパージが職場で起きる中、若者たちが合唱で元気を出そうと、1955に舞鶴青年婦人会議が合唱教室を開始。その翌年に新しい指導者のもと、浮島の聖華幼稚園で木曜日に練習日を設けたことから、「木声会」と名付けた。 その後、団員の減少や指導者不在で解散も話し合われたが、地道な活動を続けいまでは市内で最も歴史を持つ。指導者に吉田幸雄さん、ピアノ伴奏に川﨑秀子さんを迎え、20代~80代の混成4部合唱で2~3年に一度単独演奏会を開いたり、市民合唱祭などに出演する。 24日の演奏会は「小さな歌の喫茶店」と銘打ち、「知床慕情」などの懐かしい曲、組曲「生まれた街」などの合唱曲、「花」や「君をのせて」など親しまれている曲を披露する。また、被災地を励まそうと「歌声を世界に」を歌う。 発足当初からの団員の中村靖さん(85)=京月町=は「合唱の志を失いたくない、歌で少しでも勇気を与えたいと歌い続けてきました。被災地に届くようにとみんなで願いを込めて歌いたい」と話していた。会場には義援金箱も置く。入場料は一般500円、高校生以下無料。
【問い合わせ】電話62・4046、山下さん
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