ガールスカウト京都35団 鎮魂と希望込め折る 市民ら寄せる多くの折り鶴、被災地へ【舞鶴】
投稿日時:2011年04月08日(金)
東日本大震災の被災者を励まそうと、舞鶴のガールスカウト京都35団(榎本明子団委員長)が、千羽鶴づくりに取り組み、市民にも協力を呼びかけたところ、このほど多くの折り鶴が届けられた。津波の犠牲になった人たちや避難生活をする被災者へ、市民たちが思いを込めて折った数千羽の鶴。隊員たちもその思いをしっかりと受け止め被災地へ送る。 新聞などを通じて市民に呼びかけ、受付場所の中総合会館には、多くの市民が縦横8センチの紙で折った鶴を持参した。幼稚園の園児や父母たちが折った鶴は千羽鶴にして届けられた。また、家族や教室仲間たちと作った人も。中には、手作りしたドラえもんなどのマスコット人形も寄せられた。 隊員の近藤彩さん(志楽小6年)は「たくさんの折り鶴に、みんな思いはつながっていると感じ、この思いが被災地に伝われば」と話す。榎本さんは「みんなと協力して生き抜いた被災者の姿に、ガールスカウトの活動が重なります。びっくりするほど多くの折り鶴に涙が止まりません。みなさんの心を届けたい」と市民に感謝していた。 糸を通して千羽鶴に仕上げ、何度か訪れお世話になった岩手の人たちへ、4月下旬ごろに岩手県庁を通して送る。もうしばらく千羽鶴を受け付けている。場所は中総合会館5階のNPO法人舞鶴市女性センターネットワークの会事務局(電話63・3305)。
【問い合わせ】電話82・0563、榎本さん
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