手作りトートバッグ贈る 洋裁教室と洋服リフォームボランティア NPO通して震災被災地へ 「大切なものを入れて持ち歩いて」 約2週間で51個製作【舞鶴】
投稿日時:2011年05月20日(金)
洋裁教室と障害者のための洋服リフォームのボランティアグループのメンバーたちが、東日本大震災の被災者に使ってもらうため、トートバッグづくりに取り組んだ。完成した51個は、依頼をしたNPO法人難民を助ける会(本部・東京都品川区)を通して被災者に届けられる。 被災地で支援活動を続ける同会に、「物資や身の回りのものを入れるバッグがなく不便」との声が寄せられたことから、手作りのトートバッグの提供を全国に呼びかけていた。被災地に義援金を送るため、市民たちが四月に開いたフリーマーケットで、クッションづくりを仲間たちとした吉田敦子さんが、舞鶴に在住する同会理事の鷲田マリさんから話を聞き協力した。 指導する洋裁教室の生徒たちとボランティアグループ「ピンクッション」のメンバーたち、三重県にいる妹にも協力を呼びかけ、5月から約2週間かけて製作した。生徒から提供を受けた生地を材料に、吉田さんや生徒が独自にデザインし、ベージュや黒などをベースにした2種類の大きさの和風のバッグを仕上げた。中には元気が出るようにと、オレンジ色の生地を使ったものもある。 完成したバッグは同会に集められ、絵本「地雷ではなく花をください」の主人公のウサギで、同会のイメージキャラクターのサニーちゃんのぬいぐるみストラップを付けて被災地に届けられる。 吉田さんは「みんなと一緒に取り組めたことに感謝しています。大切なものを入れるのに持ち歩いてもらえれば」と話していた。
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