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5月22日、市政記念館で 法太さんチャリティーライブ どん底から再起「次は自分が励ましたい」 音楽で被災者笑顔に【舞鶴】

5月22日、市政記念館で 法太さんチャリティーライブ どん底から再起「次は自分が励ましたい」 音楽で被災者笑顔に【舞鶴】

投稿日時:2011年05月17日(火)

法太さんチャリティーライブ
写真=ライブのPRチラシを手にする法太さん

東日本大震災の被災者を支援しようと、上安のシンガーソングライターの法太さん(45)が5月22日、舞鶴市北吸の市政記念館でチャリティーライブ「再生Ⅱ」を開く。自身、プロとして活躍中に病気や家族の死など苦しい体験から再起したことから、音楽の力で被災者を少しでも笑顔にしたいと企画した。入場はカンパ制で収益は全額義援金に役立てる。  法太さんは仲間らとロックバンドを結成し、まいづる共同作業所で演奏したり、収益金を寄付するなどのボランティア活動に取り組んだ。プロデビューを果たしアルバムの発表やライブ活動で活躍した。  年間120回を超えるライブ演奏と曲づくり、ボランティアなど一挙に多忙を極めたことで、軽度の統合失調症を発病。同時に子供の死産や離婚も重なった。2年間治療に専念したことで体調が戻り、昨年復活ライブ「再生」を開いた。  苦しかった時、周囲の人と歌に支えられ乗り切ったことで、以前よりも目の前にいる人を励まし笑顔にしたいと強く思うようになり、震災後に発表したアルバムの収益金の一部を義援金として被災地に送る。  会員制のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」で、福島から避難している被災者と知り合い、ブログで励まし合っている。  法太さんは「7年前に人生の被災者になったが今度は自分が恩に報いる番だと思った。歌を聴いてもらっている時間だけでも元気になってもらえれば。仏法の抜苦与楽(ばっくよらく)の精神でうたいたい」と話す。午後1時開演。長谷の村本敏さんの家族バンド、姉妹ユニットも出演する。

【問い合わせ】電話76・0390、バリアブレイカーズ

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