舞鶴全域 記録的な豪雪 2月2日、観測史上最高の87センチ【舞鶴】
投稿日時:2012年02月07日(火)
強い寒気が日本列島を覆った影響で、2月2日、舞鶴地方では長時間にわたって大雪に見舞われた。舞鶴海洋気象台によると、この日の積雪は1947年の観測開始以来、最高となる87センチを記録した。 市内の2校の小中学校が休校し、残る小中学校も昼から集団下校した。JRや路線バスでも運休するなどダイヤが乱れ、国道27号の上安久―北田辺間で通行規制し除雪をするなどした。各地の道路で渋滞が起き、喫茶店など店舗でも臨時休業した。白杉など一部地域で停電も発生した。 2月3日は晴れの天気となったものの、最低気温は氷点下4.4度となり、凍てついた道路を慎重に走る車やスリップするトラックなどが続出し、国道などで渋滞が続いた。 市中心部や住宅街では雪かきをしたゆきが道路わきに積み上げられ、車や人の通行に支障が出たり、終日雪かきに終われる人たちの姿が見られた。全ての小中学校、支援学校も通学の安全が確保できないため休校とした。
写真左=国道の歩道で雪かきをする隊員たち(2日、北吸)
写真中=雪かきに追われる保育園の職員たち(3日、浜)
写真右=雪が積み上がった市街地の道路(3日、浜)
雪捨て場 12年ぶりに開設
東・浜五条海岸 西・喜多貯木場 市は、連日降り積もったり雪かきをした雪で市民生活に影響が出ているのを受け、2月4日から12年ぶりに雪捨て場を市内2カ所に開設した。 開設場所は東地区が浜の五条海岸、西地区が喜多の喜多貯木場。搬入は4トン車以下の車両で、直接各自で持ち込みをする。時間は午前9時~午後4時。2月13日まで開設の予定だが状況によっては変更する。
【問い合わせ】電話66・1039、市建設部(土・日曜も受け付けている)。
写真=市民たちが次々と雪を運び込んだ
市、除雪作業チームを派遣
1人暮らし高齢者や障害者世帯へ
市は、1人暮らしの高齢者と障害者世帯の生活支援の緊急措置として、市職員による除雪作業チームの派遣を2月4日から始めた。 作業範囲は自宅家の玄関から最寄の公道までの通路。屋根の雪下ろしは危険が高いため行わない。希望者は自分の住む地域の自治会長へ除雪を依頼し、連絡を受けた市が積雪の程度や生活の支障の状況などを判断して派遣をする。 作業は4人を1チームとして2月12日まで行う。
平日、土・日曜の午前9時~午後5時。
【問い合わせ】電話66・1042、市企画政策課
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