三たび結集 被災地支援 東日本大震災一年で 作家たち、チャリティ作品展 サンムーンで3月9日から11日 現地の報告会も【舞鶴】
投稿日時:2012年03月06日(火)
東日本大震災から間もなく1年になるのに合わせ、市民や各地の作家たちが、第3回目の被災地支援のチャリティ作品展に取り組むことになった。力を合わせ作品の収益金をNPO法人難民を助ける会に託すほか、被災地を訪れた作家らが現状や自分たちにできる息長い支援の必要を報告する。3月9日~11日、浜のギャラリー・サンムーンで開かれる。入場無料。 市民と作家たち、画廊オーナーの佐藤保明さんが実行委員会(谷公人代表)を作って、昨年4月と9月の2回チャリティ展を開き、被災地で施設修繕や心のケア、障害者たちの支援などに取り組む難民を助ける会に計約100万円を寄付した。 震災から1年が近づくにつれ、被災地への関心が低くなる中、陸前高田市などへ支援物資を運んだ市民たちから話を聞いた佐藤さんと作家たちが長期間の支援が大切と感じ、三たび協力する。舞鶴や府北部、京都市などの作家たち約20人が、陶器、絵画、木工、ガラス、あかり、和かばんなどを出品し、購入しやすい価格で販売する。 同助ける会の案内で1月30日~2月1日、宮城県南三陸町などを訪れた陶芸家の高井晴美さんと洋裁デザイナーのよしだ敦子さんが、3月9日と11日の午後2時から現地を見て感じたことを伝える。がれきがいまだに残り、復旧が進まない現地を撮影した写真も展示する。 佐藤さんは「津波がきたときのままがれきや車が放置されている様子を知り、じっとしていてはいけないとの想いをたくさんの人たちと共有して取り組むことができました。ぜひ来場していただきご協力をお願いします」と話す。午前11時~午後6時(最終日は午後5時)。
【問い合わせ】電話63・4858、サンムーン
写真=寄せられた作品と協力を呼びかける佐藤さん(左)、陶芸家の西野さん
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