聴覚障害児童デイサービス 放課後も交流の場を 市聴言センターでスタート【舞鶴】
投稿日時:2012年04月17日(火)
聴覚障害を持つ子供たちを対象に、授業が終わった放課後などに実施する児童デイサービス事業が、余部上の市聴覚言語障害者支援センターで始まった。府内では初の取り組みで、子供たちは友達と遊んだり学習支援などを受ける。 市民たちのボランティアグループ「舞鶴聴覚言語障害児支援ネットワーク」(内藤道子代表)が、夏休みと冬休みの長期休業の間、耳の不自由な児童たちの孤立を防ぎ、預かる場を作って交流を図ろうと、児童デイサービスでこぼこクラブを2010年から実施した。 その中で、保護者たちから毎日の放課後でのデイサービスを求める声を受け、京都聴覚言語障害者福祉協会が同センターで事業を計画。4月12日には開所式が開かれ、利用する子供たちや関係者が出席した。 南田辺の府立聾学校舞鶴分校の幼稚部と小学部の6人が登録し、毎週月・火・木・金曜日の午後3時半~同5時まで利用できる。コミュニケーション力の向上や成人の聴覚障害者との交流、創作活動などに取り組む。夏休み・冬休みも実施する。また、同ネットワークも引き続き長期休業にでこぼこクラブを開催する。
【問い合わせ】電話64・3911、同支援センター
写真=開所式に参加した関係者たち
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