見事な大作に感動 青木さん 身障センターでパッチワーク展【舞鶴】
投稿日時:2012年05月22日(火)
行永東町の青木美智子さん(76)のパッチワーク展が、余部下の市身体障害者福祉センター・ぽーれぽーれで開かれている。ちりめんなどの古布で作った市松人形や屏風など、見事な作品が並んでいる。5月31日まで。 小・中学校の教員をしていたが体調を崩して早期退職した後、布遊びが好きな仲間たちとグループ「布道楽」を作って互いに教え合い、舞鶴市内のほかハワイでも作品展をした。この間も闘病生活を送り、昨年は股関節骨折で人工骨を入れ歩くのが難しくなったが、家族や友人たちが支えてくれた。 作品展には江戸ちりめんで作った屏風、着物だけでなく身体や髪の毛まで手作りした市松人形、酒を絞った酒袋を利用し赤れんがを描いたパッチワークなど大作が並ぶ。青木さんは「こつこつと手間をかけ完成させるのが作品づくりの楽しさです。皆さんの協力でいい作品展ができました」と話す。 期間中、貝を使ったちりめんの小物づくりも会場で体験できる。午前10時~午後4時。入場無料。
【問い合わせ】電話63・3008、同センター
写真=展示された作品と青木さん
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