世界ろう者卓球選手権 上田萌さんが3冠達成 日星高出身 日本代表で金メダル【舞鶴】
投稿日時:2012年05月15日(火)
日星高校出身で、東京富士大学から今春、日立化成に就職した上田萌選手(22)が、このほど東京で開催された2012世界ろう者卓球選手権大会(国際ろう者スポーツ委員会主催)に女子日本代表として出場。団体戦、ダブルス、シングルスで金メダルを獲得して3冠を達成した。 大会には、30カ国・地域の選手164人が出場。4月27日~5月6日まで、国立オリンピック記念青少年総合センターで開催され、男女の国別対抗団体戦、シングルス、ダブルス、混合ダブルスで優勝を争った。 上田選手は、6カ国によるリーグ戦で争われた団体戦で、最強のライバル・中国を3―2で下すなど勝利に貢献、5戦全勝で優勝した。 ダブルスでは、佐藤理穂選手とのペアで、決勝で中国ぺアを4―3のフルセットで破り優勝。シングルスでは、決勝でダブルスを組む佐藤選手と対戦、セットカウント4―2で勝った。梅村正樹選手と組んだ混合ダブルスは、準々決勝で敗退した。 感音性難聴でほぼ両耳が聞こえない上田選手は、小学生から一条卓球クラブで卓球を始めた。日星高では、全国高校総体に出場、健常者と互角に戦うなど活躍。東京富士大学に進み、聴覚障害者の五輪「台北デフリンピック2008」に日本代表として出場、団体戦とシングルスで準優勝した。
写真=シングルスを戦う上田選手(2012世界ろう者卓球選手権大会組織委員会提供)
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