懐かしい昭和 屋台村で蘇る 浜の中央市場をリニューアル 飲食店連なり10月18日オープン 賑わい取り戻し新たな名所へ【舞鶴】
投稿日時:2012年10月19日(金)
浜の八島商店街にある中央市場が、屋台村となって再生し10月18日オープンした。市場が賑わっていたころの懐かしい昭和の雰囲気を残す内装をそのまま活かし、ブリキの看板なども掛かる。焼き鳥や串かつ、缶詰バーなど8店舗が入る。仕掛け人や関係者は賑わいを復活させ、新たな舞鶴の名所にと意気込んでいる。 国道27号の大門までつながっていた同市場は42、3店舗が入店していたが、約15年前から空き店舗が目立ち、最後は3店だけとなった。映画製作をする上福井のシマフィルムの志摩敏樹代表(49)が、当時の面影をとどめる市場を見て、昭和レトロな屋台村に蘇らせようと発案、市内の若手飲食店主らに出店を持ちかけた。 たこ焼き店やうどん屋、立ち飲みの焼き鳥屋などが連なり、「中央酒場」と名付けられた。面積は293平方メートル、全店舗で約160席。最後まで営業していた鮮魚店も残る。内装や配管は残し、80席の共同飲食スペースのテーブルはビールケースを利用する。 屋台村村長の川道仁さん(38)=行永=は「昔の中央市場を知らない人たちにも訪れてもらいたい」、志摩さんは「映画のロケ撮影ができるものを作ろうと思った。面白いものができあがった」と話す。今後はライブなどの企画も催していく。 営業時間は店によって異なるが、閉店は午前0時。年内無休。
【問い合わせ】電話64・5050、屋台村
写真=当時の内装を活かし、昭和の面影を感じさせる屋台村
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