レンタルスペースの町家完成 「宰嘉庵」12月2日オープン 記念の写真展コンサートも【舞鶴】
投稿日時:2012年11月27日(火)
市民グループ「KOKIN」(大滝雄介代表、20人)が進める、国道175号沿いの平野屋にある舞鶴町屋「宰嘉庵(さいかあん)」の改修工事がほぼ完成し、12月2日にオープンする。これまでの作業の様子を撮影した写真展やミニコンサートを行う。ギャラリーや教室などレンタルスペースとして利用を呼びかけている。 城下町の魅力を発掘し地域の活性化を図ろうと、明治初期に建てられた木造2階建ての町屋を活用することにし、自己資金と府補助金の300万円を使って改修し、運営を担うことにした。 ワークショップ形式の改修作業は8月から6回実施し、大工や会社員ら延べ64人が参加。岡田地区の赤岩山で土を採取して漆喰を混ぜて壁土を塗り、玄関の土間は土に石灰などを混ぜて人力で固めた三和土(たたき)に仕上げ、アルミサッシは木製建具に取り替えた。 オープンは午前10時から。午後5時から市民たちがジャスを演奏する。大滝さんは「昭和の感じが出て、かっこよく出来上がった。こうした町屋は舞鶴にまだまだあるので、掘り起こしていきたい」と話している。 土間と座敷などがスペースⅠ(6畳、4畳半)、奥の和室がスペースⅡ(同)。レンタル料は一つのスペースが半日1,000円、一日2,500円。利用時間は午前9時~正午、午後1時~同5時、同6時~同10時。予約は矢野さん(電話090・7362・1561)。
写真=壁土を自分たちで塗った室内
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