被災地へ本贈ろう 舞中8 図書館プロジェクトに協力 生徒ら アルミ缶回収で購入資金【舞鶴】
投稿日時:2012年11月16日(金)
市内の7つの中学校、舞鶴支援学校中等部と分校の生徒たちが、昨年に引き続き東日本大震災の被災地支援に取り組んでいる。被災地の仮設住宅で図書館づくりをするプロジェクトに協力するため、各学校で回収したアルミ缶の収益金を元に本を購入し、メッセージとしおりとともに12月上旬ごろに贈ることにしている。昨年、「舞中8~絆プロジェクト」を立ち上げ、全校生徒で募金と折り鶴づくりに取り組み、宮城県名取市の中学校へ送った。今年は8月の舞鶴市中学生の集いで、青葉中の生徒が「みんなの図書館プロジェクト」への参加を提案した。 図書館プロジェクトは、一般社団法人みんなのとしょかん(栃木県足利市)が主体となり、地域コミュニティーをつくる場として図書館を設置し、本の贈呈をはじめ運営もサポートする。石巻市や南相馬市などの中学校や集会所、仮設住宅に開設している。 伊佐津の西駅交流センターで各学校の生徒13人と教諭らが集まり、11月12日現在で回収したアルミ缶は約2万8千個で350キロ、収益金は2万4,500円になったことが報告された。 続いて本のカタログから生徒たちがあさのあつこさんの小説、歴史マンガ、絵本、図鑑など、寄贈する本をリストアップ。今月末までにメッセージとしおりを作成することを話し合った。 提案した青葉中3年の帯刀可菜さんは「自分が引き込まれた武士道シックスティーンを候補に推しましたが、いろんなジャンルから多くの本が上がりました。被災地の中学生たちに思いが届き、少しでも元気になってもらえればうれしい」と話している。
写真=贈る本のリストアップをする中学生たち
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