京フィルが指導 ドラムセットでビートを学ぶ 志楽小4年生 体を使った演奏に挑戦【舞鶴】
投稿日時:2012年11月06日(火)
オープンスクールウィーク中の10月31日、舞鶴市立小倉の志楽小学校(髙島和夫校長)で4年生55人を対象に、京都フィルハーモニー室内合奏団を招いての打楽器教室が開かれた。ドラムセットを使って、同団の越川雅之さんが講師を務め、4拍子のビートの説明や、体を楽器にして全員で演奏するボディーパーカッションを指導した。 合奏団員との音楽の授業は、府の次世代文化継承・発展事業の一環で、9月にも行った。計4回の授業で、来年2月には児童と団員が合同演奏する。 足でペダルを踏んで鳴らす大太鼓や、スティックを使って手で叩く小太鼓やシンバルなど、ドラムセットの説明を受けた。銅鑼(どら)に近い音が鳴る、反りが逆の中国の大きなシンバルや、カウベルなどの楽器に児童たちは興味を示し、越川さんのドラムプレイに大きな歓声をあげていた。 また、4拍子のボディーパーカッションを全員で練習。4拍子の指揮の手の動きをしてビートの取り方を学んだり、手と足でリズムをとりながら、口では別のリズムをとる練習などをした。口と足だけで音を出す演奏になると、足の動きがおろそかになってしまい、リズムを別々でとる難しさを体感していた。 4年生を代表して馬場真聖くん(10)が「今日は初めて見るドラムセットや、ボディーパーカッションを教えていただきありがとうございました」とお礼を述べた。次回は12月に行う。
写真=越川さんからドラムセットの説明を受ける児童たち
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