今田ひまわり会と里山保存会 公民館で地域住民たちと交流 芋煮に今年の感謝を込めて【舞鶴】
投稿日時:2012年12月28日(金)
今田公民館で毎週水曜と土曜に朝市を16年間続けている、今田ひまわり会(小河照子会長)の15周年の節目の祝いと、自治会会員と農事組合員でつくる今田里山保存会(嵯峨根長明代表)の発足を記念した、両会共催の年末大感謝祭が12月22日、同公民館で行われた。ひまわり会が新鮮野菜の販売や、芋煮を無料でふるまい、高齢者から子供たちまでが餅つきなどをして楽しんだ。 今田ひまわり会は、地元の有志たちが平成8年に会員15人でスタートさせた。現在は70歳以上の女性8人が、自分の畑で作った旬の野菜や花を販売している。年末に毎年、1年の感謝を込めて豚汁やぜんざいをふるまっている。 今田里山保存会は、地域住民の高齢化に伴う放置林や遊休農地の解消に向けて、行政からの「森林整備地域活動支援交付金」と「農地・水保全管理支払交付金」の制度を受ける為、今年設立された。 この日は、ひまわり会が200人分の芋煮を用意し、里山保存会員らが子供たちと一緒に杵でついた15キロの餅米を、きな粉餅などにして参加者たちにふるまった。 ひまわり会の小河会長は「準備が大変でしたが、今田の男性たちから世話してやると言われて、うれしくて疲れもとれました。大盛況で、みなさんに感謝しています」と話していた。 同会は12月29日に今年最後の朝市を行い、正月用の松や南天なども販売する。来年は1月9日から朝市を行う。
写真=年末大感謝祭で無料の芋煮をふるまう「今田ひまわり会」の小河会長(左から2人目)
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