赤れんがパーク5号棟で3月3日まで 「種は船」ドキュメント展 初日の19、20日トークイベント 日比野さん、五十嵐さん来鶴【舞鶴】
投稿日時:2013年01月15日(火)
2010年から12年にかけて、赤れんが倉庫など市内各所で行われた市民参加型アート・プロジェクト「種は船in舞鶴」と、舞鶴で造船され出港した「TANeFUNe」が新潟までの航海を行った「種は船~航海プロジェクトfrom舞鶴」の報告ドキュメント展が、1月19日から3月3日まで、赤れんがパーク5号棟で開催される。
市内で「まいづるRB」の企画運営を行い、文化芸術の振興による地域づくりを目的とした非営利団体・一般社団法人torindo(トリンド)が主催し、舞鶴市が共催する。
航海中に撮影された映像や、各寄港地で作られた「宝物」などを中心とした展示を行う。新潟市に上架されているため「TANeFUNe」は展示されないが、10年に市民らの手によってつくられ、舞鶴高専に保管されていた、長さ5メートル、高さ4メートル、幅4メートルのダンボールの模型船「舞鶴丸」=写真=が展示される。
航海のゴールだけに焦点をしぼるのではなく、3年に亘って行われたプロジェクトの過程で何が起こり、朝顔の種の形をした船づくりや航海を経て、海から見た今の日本、舞鶴の土地、出会った人々にはどのようなことが起こっていたのかを、展示を通して掘り起こし伝えていく。
同プロジェクトの監修・日比野克彦さんと、舞鶴で現場リーダーを務め、「TANeFUNe」の船長として航海を行った五十嵐靖晃さんのアーティスト2人も来鶴する。1月19日に赤れんがパーク5号棟で2人による航海の報告(午後1時から同2時半)、同20日に同4号棟で社会学者の山田創平さんと五十嵐さんらによる「海から見た日本列島」(午後1時から同4時)のトークイベントを行う。
同展は午前10時から午後5時(最終日は午後4時半)。入場無料。無休(ただし2月10日のみ一部展示が鑑賞できない)。問い合わせは会場電話66・1096、舞鶴観光協会・赤れんがパーク事業部まで。
写真=(10年撮影:torindo提供)
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