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6月1日 市民会館で 地球のステージ3~国境なき大地~ 被災地の医師、現地伝える 名取市から桑山さん 音楽と映像で 平和の尊さ感じてほしい【舞鶴】

6月1日 市民会館で 地球のステージ3~国境なき大地~ 被災地の医師、現地伝える 名取市から桑山さん 音楽と映像で 平和の尊さ感じてほしい【舞鶴】

投稿日時:2013年05月28日(火)

国境なき大地

スマトラ沖地震や東日本大震災の被災地のいまを音楽と映像で伝える公演「地球のステージ3 ~国境なき大地~」(同舞鶴実行委員会主催、舞鶴市民新聞社など後援)が、6月1日午後6時から北田辺の市民会館で開かれる。被災地の宮城県名取市の医師、桑山紀彦さんが現地の復興の様子などを語る。
 桑山さんはパレスチナなどの紛争地で、医療支援に長年取り組んでいる。NPO法人地球のステージを設立し、たくましく生きる子供たちの姿を各地の学校などで紹介する5部シリーズの公演を実施している。
 震災では診療所を置く名取市も、平野部の閖上地区などが津波によって壊滅的な被害を受けた。震災直後いち早く診療所を再開し、避難所を巡回診療もした。その後も家族を亡くした人たちや子供たちの心のケア、音楽ワークショップ、手芸教室の支援、被災者が語り合う集会所の建設などにあたった。
 地球のステージ3は、自然破壊が進むケニアで、自立を目指すマサイ族の青年の試み、巨大津波に襲われたスリランカの復興状況、独立後の東ティモールの人々の様子のほか、名取市での映画づくりなどについて語る。
 実行委員長の橋本希久子さんは「世界の厳しい環境の中でたくましく生きる子供たちの姿を知ることで、平和の尊さを感じてもらえれば」と話す。会場では閖上地区の被災者たちが作ったアクリルタワシなどの販売、募金も行なう。
 入場料は前売り1,000円、当日は200円増し。学生は半額。総合文化会館などで販売中。託児もする(無料、要予約)。
【問い合わせ】電話090・5665・1902、橋本さん

写真=名取市閖上地区で手芸活動をする女性たちと桑山さん(中央)=NPO法人地球のステージ提供

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