12月23日に演奏会開く 会場を歓喜でいっぱいに 313人の第九合唱団 結団式【舞鶴】
投稿日時:2013年05月21日(火)
市制施行70周年と総合文化会館の開館30周年を記念し、市と市合唱連盟、市文化事業団などが12月23日にまいづる市民第九演奏会を開催する。5月6日、浜の同館で第九合唱団の結団式が行なわれ、さっそく練習を始めた。
ベートーヴェンが最後に作った「交響曲第九番」は合唱を伴って演奏される。歌詞にはドイツの詩人、シラーの詩「歓喜に寄せて」が用いられる。年末の各地で第九演奏会が行われ、日本の風物詩になっている。
舞鶴での第九演奏会は1986年、89年、93年、98年に行なわれた。今回は合唱が初めての人や加佐中学校生徒50人も含め、313人で合唱団を構成する。最年長は85歳。声楽家で指揮者の梶田慶太さんが指導し、当日まで30回の練習を予定している。
結団式では江守光起団長が「すばらしい発表の場になるよう、皆さんの健闘を祈ります」とあいさつ。団員を代表して3回目の第九となる福原ルミ子さん(40)=平野屋=が「娘と一緒に第九を歌える機会に恵まれうれしい。本番当日はホールが歓喜の歌声で一杯になるよう一緒にがんばりましょう」、娘の日星高校1年の絵美子さん(15)は「音楽が大好きなので第九を歌うのがとても楽しみです。母や友達と一緒にがんばりたい」と意気込みを述べた。
第九演奏会はNHK交響楽団などで指揮をした岩村力さんが指揮し、京都市交響楽団が演奏、ソプラノの四方典子さんらが独唱を務める。
写真=意気込みを発表する福原さん母娘
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