三笠小第22回卒業生たち 51年ぶりの同窓会で寄贈 再会の喜び タイムカプセルに込めて 校歌碑に「同級生は大切な宝物」【舞鶴】
投稿日時:2013年10月18日(金)
舞鶴市立三笠小学校の1961(昭和36)年度第22回卒業生(232人)の同窓会が10月12日、浜のホテルマーレたかたで初めて開かれ、約100人が出席し、51年ぶりの再会を果たした。母校の在校生のために、ステンレス製の校歌碑(縦約80センチ×横約1・3メートル)と、来春卒業する6年生へのタイムカプセルを寄贈した。
6年5組だった吉見恭則さん(64)=東京都文京区=が昨年10月に帰郷した際、同級生との再会から、卒業50年を記念した同窓会を開こうと、市内外の16人で幹事会を結成。恩師の荒木花子さん=水間=と江名澄恵さん=浜=の協力も得て、今年1月から計7回の幹事会を開いた。6月には、母校に手ぬぐい200枚の寄贈も行っている。
名簿を調べ、202人の連絡先がわかり、約100人から出席の返事をもらい、知恵を出し合って考えた同窓会が、準備に1年かけ開かれた。
寄贈品の贈呈式では、吉見さんから三笠小の山本寛子校長に、「時は過ぎても同級生は大切な宝物です。いつの日か再会してタイムカプセルを開いて、三笠小学校時代を思い出して下さい。何事にも一生懸命に最後まで頑張り、自分自身を磨き上げて下さい。第22回卒業生一同」と書かれた目録が贈呈された。目録の言葉の一部は校歌碑の裏面に、メッセージとして添えられている。
荒木さん、江名さん、千坂美津江さん=倉谷=の恩師3人も参加し、花束が贈呈され、全員で校歌斉唱なども行い、思い出話に花を咲かせた。
吉見さんは「参加した同級生から幹事会に、同窓会の内容や昔の面影を残した人に会えて良かったという感謝の言葉をたくさんいただきました。集まれたことを嬉しく思っています」と話していた。
写真左=母校に寄贈された校歌碑とタイムカプセルと、吉見さん(右から2人目)ら同窓生
写真右=出席した同窓生と恩師たち
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