背泳ぎ200メートル 全国大会3連覇 舞鶴高専水泳部の森脇さん 特別表彰受ける 全国高等専門学校体育大会 5年連続出場 近畿では大会新も【舞鶴】
投稿日時:2013年10月15日(火)
舞鶴高専の電気情報工学科5年生で、水泳部の森脇正悟さん(19)が、9月に行われた全国高等専門学校体育大会の水泳競技大会(秋田県)で、男子背泳ぎ100メートルと同200メートルの2種目で優勝。200メートルでは3連覇の快挙を成し遂げ、特別表彰を受けた。特別表彰は、出場できる5大会中に、同種目で3回以上優勝した選手にのみ贈られている。
森脇さんは舞鶴出身で、朝来小1年の時に泉源寺の舞鶴スイミングクラブに通い水泳を始めた。クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライと、順番に指導を受ける中で、小2の時に初めて泳いだ背泳ぎが自分が一番早く泳げる種目と気付き、練習を重ねた結果、小6で全国大会に初出場した。
「仲間と記録を競い合うのが楽しい」と水泳を続け、高専に入学してからは5年連続全国大会に出場。高専生は3年生の時にピークを迎える選手が多い中で、記録を伸ばし続けている。
7月に和歌山県で6校が出場して行われた近畿地区大会では、100メートルが59秒58、200メートルが2分08秒26の、ともに大会新記録で優勝。舞鶴高専からは19人が出場し、森脇さんだけが全国大会への切符をつかんだ。100メートルは4年連続、200メートルは5年連続優勝している。
全国大会では、100メートルが1分01秒28、200メートルが2分12秒17で優勝。ターンが得意で後半に伸びる泳ぎを持ち味とし、得意とする200メートルは最初からトップを守り、100メートルは50メートルを2位で折り返した後、逆転し優勝した。
近畿地区大会は25メートルプールの短水路、全国大会は50メートルプールの長水路で行われたため、ターンの回数が多くなる短水路での大会の方がタイムが早くなり、100メートルで2秒、200メートルで4秒ほど差が生じている。
舞鶴高専水泳部は、夏期のみ校内のプールで、部員24人が3年生の部長が考えたメニューを中心に練習を行っている。森脇さんは地元出身者ということもあり、部活動以外にもスイミングクラブに週3回ほど通い、毎回2時間練習を積んでいた。
森脇さんは「3年生の時に初優勝してから、3連覇を目標にしていたので嬉しいです。大会前は緊張していたけど、周りの人たちから、悔いのないように泳げばいいと言われて、リラックスして泳げました」と、大会を振り返り話していた。
写真=背泳ぎ200メートルと同100メートルの優勝メダルをかけ、特別表彰の表彰状を持つ森脇さん
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