販売数1千万個突破! 肉じゃがコロッケ 実行委員会が祝う【舞鶴】
投稿日時:2013年12月10日(火)
舞鶴が発祥の肉じゃがをPRする「まいづる肉じゃがまつり実行委員会」(伊庭節子会長)と、大手食品メーカー「味のちぬや」(本社・香川県三豊市)が共同開発した「舞鶴元祖肉じゃがコロッケ」の販売数が1000万個を突破し、このほど浜のホテルマーレたかたで記念の会が開かれた。会員や関係者たちがこれまでの歩みを振り返り祝った。
舞鶴鎮守府初代長官の東郷平八郎が英国留学中に食べたビーフシチューが忘れられず、日本の調味料で作らせた甘煮が肉じゃがのルーツとされ、舞鶴の海上自衛隊第4術科学校に残されていた「海軍厨業管理教科書」にその作り方が記されていた。
市民有志が1995年に実行委員会を結成し、肉じゃがでまちづくりに取り組んでいる。肉じゃがを使ったコロッケをと同社にレシピを提供し、試作を重ねて2006年12月から各地のスーパーや生協で販売を始め、今年2月までに1000万個の販売を達成した。市内では浜の坂井精肉店でいつでも扱っている。
記念の会には約40人が出席。伊庭会長が「肉じゃがを持ち帰りたいという声を聞き、いつでもどこでも食べられるコロッケにしようとのアイデアで誕生しました。これを機にさらに肉じゃがで舞鶴を発信したい」とあいさつ。同社の今津秀(ひでし)社長が「これだけ継続して売れるとは思っていなかった。今後も舞鶴の宣伝をしながら売っていきたい」と述べた。
写真左=あいさつする伊庭会長
写真右=舞鶴元祖肉じゃがコロッケ
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