いもから手づくり こんにゃくおいしい! 三笠小・土曜サロン【舞鶴】
投稿日時:2014年01月31日(金)
3年前に種いもから育てて収穫したこんにゃくの生いもを使って、こんにゃく作りをする行事が1月25日、舞鶴市桃山町の三笠小学校であった。約20人の親子が参加し、手間のかかるこんにゃくの製造法を体験し、おでんにして味わった。
三笠地域子育て支援協議会(田中佐智子会長)、三笠学校支援ネット(桝田亮一会長)の主催で、体験活動をする土曜サロンの中で実施した。
同協議会らが、えぐみがあるためイノシシなどの獣害がないこんにゃくを選び、学校裏の畑で種いもを育てることからスタート。葉が落ちる秋には掘り出し、翌年の5月に再び畑に植えることを繰り返し、4年目に収穫できるいもになる。50個を収穫し、大きなものでは重さ2キロを超える。
こんにゃくにする製法を本を見たりしながら失敗を繰り返し、メンバーらが事前に学んだ。この日は親子たちが協力しながら、蒸した生いもの皮をむき、ミキサーにかけてどろどろにし、凝固材を入れて型に流し込み、湯に入れさらに水にさらして灰汁ぬきまでをした。出来立てのこんにゃくをお土産に持ち帰った。
4年生の岸田留理さんは「こんなふうにしてこんにゃくができるなんて知らなかった。いつも食べているものより硬くておいしかった」と満足していた。
会長の田中さんは「ふだん見ることのないこんにゃくの姿を見てもらい、作ることも体験してほしかった。喜んでもらえてよかったです」と話していた。
写真=生いもをミキサーにかけて作る親子たち
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