市政記念館 100万人突破 市民ら歌とダンスで祝福【舞鶴】
投稿日時:2014年03月22日(土)
北吸の赤れんがパーク2号棟の市政記念館の来館者が3月16日、100万人に達し、館内の喫茶Cafe Jazzで、節目に入館した観光客を市民ボランティアら約30人が歌と踊りで祝福した。
同記念館は、1902(明治35)年に旧海軍の兵器庫として建設され、国の重要文化財に指定されている。戦後は市庁舎の一部として使用されていたが、芸術・文化の交流の場とするため改修を行い、ホールや展示場、喫茶店を設け、1994年10月に開館した。
年間来館者数は約4万人前後で推移し、2006年度には7万9021人となった。12年の赤れんがパークオープンでさらに増加し、今年度は1月末現在で過去最高の8万1561人となっている。
この日は午前10時半に、100万人目の来館者の大阪府堺市の会社員・守屋誠さん(42)ら家族4人がCafe Jazzに訪れると、突然、ヒット曲「ヤングマン」が流れ、カラフルなアフロヘアーのかつらや動物の衣装で仮装した市民らが取り囲み、舞鶴観光協会などのキャラクター「チョキまる」と一緒にダンスと歌、太鼓などで盛り上げ祝福した。その後、多々見良三市長から色紙や海軍カレーなどの記念品が贈られた。
守屋さんは「初めて舞鶴を訪れましたが、まさか家族がサプライズを受けるとは。歴史ある建物で良い思い出ができました」と笑顔で話していた。
祝福をした、家族太鼓山本家の山本とし瑛さん(49)は「また、どこかに突然現れて、これからも舞鶴を賑やかしたいです」と話していた。
写真左=「ヤングマン」を歌って踊り、家族を祝う市民たち/b>
写真右=100万人目の来場者となった守屋さん家族(中央4人)と祝福した市民たち
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