「与保呂川の千本桜」を歩く 浄水場内で名所復活の植樹も【舞鶴】
投稿日時:2014年04月18日(金)
与保呂川沿いの千本の桜並木を歩く「与保呂さくらウォーキング」が4月13日、市民ら約150人が参加して行われた。花びらが少し散り始めていたが、咲き誇る桜を眺めながら、浜の白糸浜神社から与保呂の桂貯水池までの約7キロを2時間かけて歩いた。道中、与保呂集会所で与保呂区民花見会に参加して昼食を取り、蛇切り岩広場で蛇切り岩伝説の説明を聞き、与保呂浄水場内で桜の植樹会も行った。
NPO法人・舞鶴ドリーム 与保呂川を桜の天の川にする会(西村敏弘代表)が主催し、19団体で運営する恒例のイベント。同会は与保呂川の下流から上流の両岸に1993年から桜の植樹を続け、今では「与保呂川の千本桜」と親しまれる名所となっている。
2009年からは、大正末期から昭和50年代にかけて桜の名所として親しまれていた与保呂浄水場内を、名所として復活させようと約100本の桜を植樹している。秋にも楽しめるようにと、今年3月からはもみじや楓約20本も植樹し、この日は最後のしだれ桜の植樹式が行われた。
ウォーキング参加者や運営団体の会員、与保呂小6年生児童、市水道部職員らが参加し、西村代表が「今後立派な桜の公園になって市民のみなさまに親しまれて欲しい」とあいさつ。
与保呂小児童2人が学校から見える桜への思いを綴った作文を朗読し、その後、全員で植樹を行った。
写真左=与保呂川上流の桜を眺めながら歩く参加者たち
写真右=与保呂浄水場内でしだれ桜の植樹を行う西村代表(左から2人目)ら
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