生活介護・就労支援施設 「もくもくvillage」念願の第1期生が入所 支援学校卒の7人【舞鶴】
投稿日時:2014年04月04日(金)
心身の発達に遅れを持つ子供たちの家族でつくるグループ「もくよう会」(中野和子代表)が中心となり、昨年6月に上福井の民家を改装して開設した、生活介護と就労支援の施設「もくもくvillage」(長水孝治郎所長)で3月30日、平成26年度入所式が行われた。念願の第1期生として、堀の舞鶴支援学校高等部を卒業した7人が入所し、弁当配達などの仕事をしたり、リハビリなどの生活介護を受ける。
同施設は2002年に結成された「もくよう会」が、子供たちの学校卒業後の社会での居場所を自分たちで作ろうと計画。12年には万願寺に日中の一時預かりの支援事業所「もくもくハウス」も開設している。現在、会には約50家族が入会している。
式典には保護者や関係者ら約40人が出席し、長水所長が「入所された第1期生のみなさんは、とても貴重で大切な存在です。心から歓迎します。今後の大きな前進と飛躍を目指し、独自の個性豊かな施設づくりに取り組みます。ゆとりある楽しい雰囲気の中で一緒に毎日を過ごしましょう」と式辞を述べた。入所生たちは1人ずつあいさつをし、温かい歓迎を受けた。
同施設は現在、看護師やヘルパーなどの資格を持つ会員6人がスタッフを務め、利用者は入所生を含めて12人となった。
同会は子供たちの将来を考え、親が元気な間に離れて共同生活ができる場を作ろうと、22年開設を目指して「もくもくシェアHOME」(仮称)も計画している。
写真=入所式で式辞を述べる長水所長
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