決勝で大逆転 念願の初優勝 グリーンテニスクラブコーチ 大滝さん 全日本ベテランテニス選手権 レッスン生たちからも祝福【舞鶴】
投稿日時:2014年11月25日(火)
倉谷の舞鶴グリーンテニスクラブ(寺内寿明代表)のコーチ、大滝直義さん(39)が、このほど名古屋市で開かれた第76回テイジン全日本ベテランテニス選手権の男子35歳以上ダブルスで、念願の初優勝をした。5年連続出場だがベスト4が最高だった。決勝では大逆転で勝利をもぎとった。試合に挑戦することでレッスン生の励みにという大滝さんを、子供たちが祝福した。小学4年から同クラブで硬式テニスを始め、西舞鶴高校でインターハイに出場、大学時代には全日本学生選手権シングルスでベスト16と活躍。舞鶴にUターンして同クラブで園児から大人までを指導している。全日本ベテランテニス選手権には、今年の各大会の結果を元に、ランキング上位16組が出場できる。選手はプロ、アマを問わない。9年前に右膝半月板損傷で手術をしてからダブルスに転向した大滝さんは今年、京都市の柳澤浩一選手(フリー)とペアを組み、山陽オープンと奈良オープンで優勝し出場の権利を得た。2011年には優勝したことのある関西オープンで今年は3回戦で敗退した悔しさをバネに、全日本大会に向けて自分を追い込むことにした。地方クラブではなかなか練習相手がいないハンディキャップがあるが、走り込みとボールの打ち込みの練習量を増やし、食事の節制とウエイトトレーニングで筋力と体力をアップさせ、身心ともにベストコンディションで臨んだ。1回戦で第1シードの強豪ペアを2―0で破って波に乗り、準決勝まで1セットも落さず勝ち上がった。決勝は大越祟典・水本圭治ペアと対戦。第1セットを取ったが途中で流れが相手にいき1―1となり、第3セットは1―5とあと1ゲーム落すと負けるところまで追い詰められた。それまでの攻めてボレーで決めるプレーから、自分の定位置から打ち合いじっくりと攻めるよう作戦を変更した。2ゲームを取ると相手も慌てだし、6ゲーム連取して逆転勝利した。大滝さんは「優勝しなきゃというプレッシャーがかかり、正直勝ててほっとしたとともに、みんなに喜んでもらえてよかった。これからも各年代別で優勝を狙っていきたい。ぼくの試合に刺激を受けて子供たちががんばってくれるのが一番うれしい。それが大会に出続ける理由です」と話していた。
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