舞鶴高専 点灯アイデア、学生が協力 12月から東駅前にイルミネーション【舞鶴】
投稿日時:2014年11月25日(火)
12月から点灯されるJR東駅前のイルミネーションで、舞鶴高専電気情報工学科の学生たちが協力し、点滅の制御を担当する。人の動きに合わせて点灯するなどのアイデアを考え、回路を組み上げた。市がJR東と西駅前の4カ所の樹木にLED電球を飾りつけ、毎年12月1日~2月28日の夜間、イルミネーションを点灯している。昨年までは企業からアイデアを募って実施していたが、今年は高専に依頼した。3年生11人が「イルミネーションでコミュニケーション」をテーマにアイデアを検討。1グループは東駅南側のケヤキ4本に設置されたLED電球1万2000個で、歩く人を赤外線センサーで探知して点滅させる。もう1グループは東駅北側の3本で人感センサーを使い、人の立つ位置に応じてLED電球がゆっくり点灯するなどパターンを変え、木が動いているような光り方を考えた。11月11日、市職員を前に学生たちがアイデアや仕組みを発表し、LEDを使って点灯の様子を実演した。渡辺優也君(17)は「自分たちの研究が地域に活かされる場をいただき、とてもいい経験になりました」と話していた。
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