ろうきん旗 府北部勢で初制覇 福井少年野球クが同時優勝 守りで僅差の試合勝ち進む 今季通算10大会目のV【舞鶴】
投稿日時:2014年12月19日(金)
福井少年野球クラブ(加藤正監督)が、11月22~30日に久御山町のみどりが丘グラウンドなどで開催された「第25回ろうきん旗マクドナルド・カップみどりが丘学童軟式野球大会」に出場し、府北部勢として初の優勝を飾った。決勝で強豪の葛野ジュニアスポーツ団(京都市右京区)と対戦し、特別延長の末9―9の引き分けとなり、2チーム同時優勝となった。福井少年野球クは10月の議長杯舞鶴少年野球大会で準優勝し、3年連続で同大会への出場を決めた。2008年に準優勝して以来の決勝進出で、府北部勢は過去に数チームが決勝で敗れているため、史上初の快挙となった。同大会には府内から32チームが出場。福井は1回戦で東寺ベースボール(南区)に3―2、2回戦で鏡山クラブ(東山区)に2―0、3回戦で洛北フェニックス(左京区)に7―0、準決勝で羽束師ラビット(伏見区)に4―2で勝利し、決勝進出を決めた。 宇治市の太陽が丘球場で行われた葛野との決勝戦は、7回まで0―0とお互い点を譲らず、ノーアウト満塁から試合を行う特別延長戦での決着となった。先攻の葛野に大量6点を先取された福井は8回裏、失策と外野への犠牲フライで4点を返すと、2アウトから8番・奥分力輝斗選手(福井小6年)がピッチャーゴロでも走塁をあきらめず1塁へヘッドスライディングを決めた間に2人が生還し、同点に追いついた。9回も3点を追う形となったが、先頭打者の1番・村尾亮哉選手(同)が走者一掃の2塁打を放ち再び同点に。果敢に攻めるも逆転はならず、9回終了ルールのため同時優勝となった。奥野翔琉主将(同)は「守りとあきらめない姿勢でいつも通りの力が出せた。決勝はチャンスが多かったのにあと1本が出ず残念だった」、加藤監督は「優勝できたのは子供たちのがんばりに尽きる。打つチームではないので、バッテリーを含めよく守りきり僅差の試合でも勝ち進めた。決勝は強豪相手によくやったと思う」と話していた。今季の福井は、今年1月から通算10大会で優勝しており、戦績は132試合113勝15敗4引き分け(12月12日現在)となった。
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