アート通して復興支援へ 3月10日~13日 チャリティー作品展 サンムーンで 斗為巾コンサート、大室さん報告会も 地震発生の11日は午後2時46分に黙祷【舞鶴】
投稿日時:2015年03月03日(火)
東日本大震災の被災者を支援しようと、2011年から続けているチャリティー作品展が、市民や作家たちによって今年も浜のギャラリー・サンムーンで企画された。20人以上が陶器、ガラスなどを出品し、収益金を被災地に届ける。会期は3月10日~13日。11日にはチャリティーコンサート、東舞鶴高校出身の理学療法士で、福島などで活動するNPO法人職員の大室和也さん(31)の現地報告がある。市民たちが実行委員会(谷公人代表)を組織し、今回で6回目。画廊オーナーの佐藤保明さんが会場を提供し、多くのアーティストたちが協力している。来場者は作品を購入することで復興支援を後押しする。舞鶴在住の高井晴美さん、西野陽子さん、鉄尾伸介さん、絹川徳成さん、服部克哉さん、村山朋子さんをはじめ、近隣や京都市内などからも陶芸、絵画、木工、造形などのアーティストが作品やお菓子などを持ち寄る。また、岩手県大槌町の実家が被災した市民も食べ物を提供する。被災地で障害者が手掛ける製品開発のアドバイスや販路拡大、住民の心のケアに取り組むNPO法人難民を助ける会(東京都品川区)を通じ、収益金を被災地に届ける。4日間とも午前11時~午後6時(最終日のみ同5時まで)。入場無料。11日は午後1時から、被災地の支援活動を続ける箏演奏家の立道明美さんらの箏アンサンブル斗為巾がコンサートを開く。入場料1,000円(全額寄付する)。午後2時から現地報告。大室さんは同会に13年に入り、台風被害を受けたフィリピンで被災者支援を、タジキスタンで障害のある子供たちへの教育支援にあたった。震災後は福島県南相馬市などの仮設住宅で暮らす住民たちに、運動不足の解消や話を聞く活動をする。大室さんは「被災地によって抱える問題や見通しが大きく異なっている。住民たちは家族が離散せざるをえない状況、仮設を出なければならない期限が迫るが今後のめどが立たないといった悩みを抱えていることを伝えたい」と話している。入場無料。地震発生の午後2時46分に黙祷する。
【問い合わせ】電話63・4858、サンムーン
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