市民2人のアイデアを商品化 「赤れんがガトーショコラ」 たかた荘が販売 自衛隊艦艇写真をパッケージに スマホ使って動画も【舞鶴】
投稿日時:2015年04月10日(金)
市が実施した舞鶴にこだわった土産品のアイデアコンテストで、市民2人の応募案を基にした商品の第1号が完成した。赤れんがに見立てたチョコレートケーキで、パッケージも赤れんがをかたどり海上自衛隊艦艇が表に印刷されて、舞鶴をアピールしている。舞鶴オリジナルの土産品を生み出そうと市が昨年、市民からアイデアを公募、33人から41件が寄せられた。9月に応募者が市内の観光などの事業者に向けて、アイデアの提案説明をした。新舞鶴小学校5年生の上村理子さん(10)=溝尻=が、赤れんが倉庫と自衛艦のチョコレート詰め合わせを、市非常勤職員の谷口純子さん(40)=同=が、赤れんがをかたどり実際に積んで遊ぶことができるチョコを提案し、ホテルマーレたかたを運営する「たかた荘」(髙田啓司社長)が2人の案を参考に開発した。商品名は「赤れんがガトーショコラ」。焼き上げた生地にチョコレートソースを丁寧に塗り、芳醇なチョコを味わうことができる。外箱は夕方をイメージしたれんが色の背景に、護衛艦「みょうこう」「あたご」が印刷されている。内箱には「ひゅうが」など6隻の艦艇の写真を載せた。また、外箱のコードをスマートフォンのアプリ「COCOAR」で読み取れば、「基地のある街in舞鶴」の動画を見ることができる。2人は同ホテルで高田社長から商品と記念品を贈られた。父と祖父も海上自衛官という上村さんは「チョコはとても甘くおいしいので、お土産に持っていきたい」、谷口さんは「しっとりしていて甘さもちょうどいい。積み上げたられんがになる遊び心の案も採用してもらいうれしい」と述べた。髙田社長は「徐々に販売を広めたい」と話し、次は抹茶を使ったケーキも検討している。ガトーショコラは5個入り1,200円(税込み)。同ホテル(電話66・2000)などで販売する。
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