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桑山さん 紛争地での支援を報告 「地球のステージ5」 5月30日、市民会館で 被災地のいまと映画上映も【舞鶴】

桑山さん 紛争地での支援を報告 「地球のステージ5」 5月30日、市民会館で 被災地のいまと映画上映も【舞鶴】

投稿日時:2015年05月19日(火)

被災地の子供たちが出演した映画「ふしぎな石」の1シーン

 紛争が続くパレスチナ・ガザや東日本大震災の被災地などのいまを報告する公演「地球のステージ5~果てなき地平線~」(同実行委員会主催、舞鶴市民新聞社など後援)が5月30日、北田辺の市民会館で開かれる。宮城県名取市の医師、桑山紀彦さんが歌と映像、語りで伝え、その後に映画を上映する。桑山さんは中東やアジアなどの紛争地や貧困の地域で医療支援活動を続けながらNPO法人を設立して、難民キャンプでたくましく生きる子供たちの姿を伝える6部シリーズの公演に各地で取り組んでいる。2011年の震災では名取市の診療施設も被災したが、家族や自宅を失くした子供や大人たちの心のケアやワークショップ、被災者が語り合う集会所兼津波資料館の建設にもあたった。こうした被災地の復興の歩みも全国で報告し、支援を呼びかけている。市民や団体、学校関係者で実行委員会を組織し、舞鶴での公演は今回で6回目になる。来鶴するたびに桑山さんは、日星高校や舞鶴医療センター附属看護学校の生徒たちと交流を深めている。「地球のステージ5」は午後1時から。昨年のイスラエルによるガザ地区への空爆とその被害、桑山さんたちが現地で行なう心のケアなど支援の様子などを報告する。また、被災地の現状と被爆地ヒロシマの証言も伝える。同3時から桑山さん脚本・監督の映画「ふしぎな石」の上映。子供たちの心のケアの取り組みの一環で制作した。震災の日、孤立した学校で一晩過ごした名取市の閖上小学校の小学生4人が出演し、命の大切さを考える物語が描かれている。入場料は前売り1,000円、当日は200円増し。学生は半額。無料で託児もする(要予約)。チケットは市民会館、総合文化会館などで販売中。【問い合わせ】電話090・5665・1902、橋本さん

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