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ネパール地震の復興支援へ 青葉中生 アルミ缶回収呼び掛け【舞鶴】

ネパール地震の復興支援へ 青葉中生 アルミ缶回収呼び掛け【舞鶴】

投稿日時:2015年06月23日(火)

ネパールの復興に役立ててもらおうと、ポスターも作りアルミ缶回収の協力を呼び掛ける生徒たち

 舞鶴市行永の青葉中学校(河村悟校長)の生徒たちが、大地震で被害を受けたネパールの復興を支援する活動に取り組んでいる。生徒会が中心となり、同校が以前から行っているアルミ缶回収の収益を、支援活動を行うNPO法「難民を助ける会」(東京都)を通して現地に届けてもらうため、地域住民らに協力を呼び掛けている。4月25日に起きたネパール大地震での被災者は800万人を超えた。生徒たちは、東日本大震災で世界各国から多くの支援を受けたことから、今こそ自分たちでできることをしようと、アルミ缶回収を通した支援活動を決め、同校のOBが所属する同会へ寄付することにした。取り組みは5月20日から始め、「ネパールに平和な暮らしを贈ろう」をキャッチフレーズに、生徒会が被災地の状況を載せた通信を作成して全校生徒へ配布。3年の内海友里さんがネパールの国旗と国花のシャクナゲの絵を描き、告知ポスターも作って地域のスーパーなどに張り、協力を呼び掛けている。回収袋は職員玄関横に置かれており、いつでも持ち込める。生徒たちは毎週金曜に缶の個数を数え、職員室の横に通信と一緒に掲示し、更新している。6月19日現在で5461個が集まっており、取り組みは9月1日まで続ける。生徒会長の羽賀田将貴君(15)は「不足している食料や、子供たちの遊び道具に役立てて欲しい」と話していた。

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