世界チャンピオンに輝く 「アレッグ」山本さん、守島さん フリースタイルフットボール 和の演技 会場から絶賛【舞鶴】
投稿日時:2015年09月15日(火)
サッカーボールを使ったストリートスポーツのフリースタイルフットボールの世界大会「スーパーボール2015」で、舞鶴を拠点に活動する山本佳史さん(25)=愛宕上町=と守島裕二さん(24)=浜=のチーム「ALEG―Re(アレッグ)」が、海外の強豪を抑え優勝し、念願の世界チャンピオンに輝いた。日本の和のテイストをアレンジしたパフォーマンスが絶賛された。(青木信明)サッカーのドリブルやリフティングから発展し独立した新しい競技。体を回転させボールを足でキャッチするなどのアクロバティックな技もある。山本さんと守島さんは白糸中学校の同級生で、高校生のころから一緒に練習してきた。2人は国内大会の個人の部でともに優勝経験を持ち、山本さんは世界大会で4位になったこともある。チームを組んで出場した13年の全国大会で、他チームを圧倒して日本一となった。市内でスクールを開いて子供たちを指導したり、ワークショップで競技の普及をするほか、京阪神や関東でのイベントや、様々な映像作品への出演依頼も増えている。チームで世界チャンピオンになることを目標にし挑戦を決めた。8月23日~29日、チェコスロバキアのリベレツで開かれ、10カ国から10チームが出場した。予選で洋楽を中心にしたダンス音楽とラフな服装で演じ、決勝に備えて大技は温存しながらも観客を沸かせ、決勝に進める6チームに入った。予選とは全く異なるパフォーマンスを決勝で披露しようと、大会の半年前にオリジナル曲を舞鶴出身のDJに作曲を依頼。日本の和をテーマに三味線や歌舞伎の掛け声、ししおどしの音を入れた音楽に合わせ、法被を着て花火などに似せた動き、歌舞伎の見得を切る仕草を技に取り入れ、出場チーム中唯一、観客たちが立ち上がり拍手をした。審査員5人も創造性、コンビネーション、音楽など5項目で高く評価した。山本さんは「決勝で日本の祭りをイメージしたパフォーマンスが受けた。自分たちのスタイルが認められてうれしい」、守島さんは「2人の同調する動きの繊細さや美しさを見せることができた。2連覇を目指したい」と話していた。
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