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地域に遊び届け交流を 舞鶴市レクリエーション協会 創立40周年迎え 高齢者、障害者支援へと活動広がる【舞鶴】

地域に遊び届け交流を 舞鶴市レクリエーション協会 創立40周年迎え 高齢者、障害者支援へと活動広がる【舞鶴】

投稿日時:2015年11月28日(土)

 地域に遊びを届けて、青少年の健全育成や交流などに取り組む舞鶴市レクリエーション協会(角倉泰弘会長)が、創立から40周年を迎えた。当初の子供たちを対象とした活動から、最近の少子高齢化に伴って、高齢者や障害者の社会参加の支援など活動も多岐にわたっている。記念式典で会員たちはこれまでの歩みを振り返り、今後も「すべての人に笑顔を」を目標にと誓った。(青木信明)簡単な遊び道具や体験活動などを通して、人づくりや地域づくりをしようと、1976(昭和51)年に市青少年育成協会内に指導部として発足し、82年に現在の市レク協に改名した。レクリエーション指導者の養成講座での人材育成、野外キャンプ、ニュースポーツの普及など様々な活動をしてきた。最近では1月の凧揚げ大会、5月のこどもの広場、夏のナイトハイクなど主催事業のほか、小学校や地域、公民館の親子行事への講師依頼も多く、福祉施設での高齢者や障害者の体験活動や行事の支援も増えている。会員は70人で、企画事業部、人材開発部、福祉部など役割分担している。昨年度の活動実績は日数48日、のべ活動人数620人だった。記念式典は11月21日、浜の商工観光センターであり、約60人が出席した。角倉会長から舞鶴文化教育財団理事長の高橋照さん、元同協会会員の田中政次さんに感謝状が贈られたのに続き、40年の活動の様子を懐かしい映像で紹介した。指導者養成講座の第1期生でもある角倉会長は「レク活動は簡単な道具や歌1つだけでも楽しめます。長年の取り組みで多くの人との交流が生まれたことが印象に残っています。今後は若い指導者を育てたい」と話している。記念誌も作成され、会員たちが思い出を綴ったほか、「今やIT時代ですが、それだからこそ遊びを通して人と人とのつながりを更に深めたい」と記すなどしている。

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