「畑の小学校ぶるぅす」をどうぞ 自然農の教え 「もーめんと。」が初CDに 上漆原で録音 岡田中の子たちと【舞鶴】
投稿日時:2015年12月08日(火)
西方寺の葉波さん(45)と南田辺のカンタロウさん(53)のアコースティックユニット「もーめんと。」が、上漆原の古民家で録音した初のCD「畑の小学校ぶるぅす」を先月1日にリリースした。自給自足の生活を目指す葉波さんが、自然農法の教えを込めた歌詞をブルースの曲調で力強く歌い上げ、サビでは岡田中地区の子どもたちもコーラスで参加し、つい口ずさみたくなる1曲に仕上がっている。(渡辺由徳)今年4月に出会った2人がイベントで一緒に演奏を重ねる中で結成したユニットで、CDでは作詞作曲、ボーカル、ギターを葉波さんが、ギターとハープをカンタロウさんが担当している。昨年の春から秋にかけて綾部市志賀郷町であった自然農のワークショップ「畑の小学校」に通っていた葉波さんが、感銘を受けた講師・糸川勉さんの教えを歌詞に凝縮。ブルース好きの糸川さんに曲を作る約束をし、昨秋に完成していた曲を1年後CDにした。録音は、「シャバジー」の名で音楽活動をする、上漆原の田中亮太郎さんの自宅の古民家で10月下旬に2日間行われ、西方寺と富室の小学生と園児4人もコーラスと手拍子で参加。手作りの紙のパッケージにもこだわった。同曲のほか、亡くなった尊敬するミュージシャンへのリスペクトを込めたバラード「お空の上から」も収録されている。先月は「舞鶴赤れんがラジオ」や、福来の大機博芳さん(66)が4年間市民パーソナリティーを務める、綾部市の「FMいかる」の生放送番組に出演し、曲を紹介した。今月20日には、北吸の赤れんがパーク4号棟で開催される「赤れんがSoundMix2015」に出演する。カンタロウさんは「子どもたちと楽しみながら短時間で録音したライブ感が伝われば。今後はアルバムも制作したい」、葉波さんは「どこかしら心を打つものがあると思うので、地産地消の手作りCDをぜひ聞いてほしい」と話している。CDの料金は応援カンパ制。問い合わせは電話60・1246、今井葉波さんまで。
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