高齢者保健福祉計画の見直しで 市が市民アンケートの実施を決める【舞鶴】
投稿日時:2002年01月18日(金)
舞鶴市は、平成15年度に更新する市高齢者保健福祉計画(第2期介護保険事業計画)の見直しに向けて、市民アンケートの実施を決め、1月15日に市役所で開かれた「まいづる長寿社会プラン推進会議」(増山寛一会長)で了承された。
市高齢者保健福祉計画は、老人保健福祉計画と介護保険事業計画を一体的に作成した計画で、3年ごとに見直す。現在の第1次高齢者保健福祉計画は、介護保険制度が始まる直前の平成12年3月に策定され、介護保険事業計画とともに、平成15年度に新たに5カ年計画を策定することになっている。
まいづる長寿社会プラン推進会議は、市高齢者保健福祉計画の策定にあたって、高齢者や介護保健の被保険者ら各界各層の意見を反映させるために設置された。公募による市民も含めて18人で構成、平成10年8月の第1回会議から、この日の第9回まで定期的に会議を開いている。
市高齢者保健福祉計画の見直しに向けての市民アンケートは、若年者一般(40~64歳)500人、高齢者一般(65歳以上)1500人、在宅の要介護(要支援)認定者2100人、施設入所の要介護認定者500人の計4600人を対象に実施する。若年者・高齢者一般は抽出して選定、要介護(要支援)認定者は全員に実施する。実施時期は1月下旬。
市民アンケートでの設問は、対象者別に異なるが、若年者・高齢者一般では、主に介護保険制度の周知度について質問。在宅、施設入所の要介護(要支援)認定者には、介護保険サービスの満足度などを主に質問している。
市では、このアンケート調査を基に、サービスの質の向上など介護保険制度の諸課題を明らかにして、第2次高齢者保健福祉計画に反映させたいとしている。
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