しらせ現職乗組員による講演 舞鶴初開催
投稿日時:2016年06月17日(金)
浜のギャラリーサンムーンで6月11日、砕氷艦「しらせ」の補給長、山下勝己さん(52)が、南極観測の様子や「しらせ」の詳細について講演を行った。会場には「しらせ」のパネル写真や、現地のオーロラや沈まぬ太陽など山下さんのプライベート写真など計約130点も展示され、多くの人でにぎわった。海上自衛隊横須賀地方隊に所属している山下さんは平成27年11月16日~2016年4月14日の約150日間に及ぶ南極観測の第57次観測隊で補給長として船内での物資調達などの補給全般を指揮した。過去には平成24年と平成25年の2度同任務を行っている。市内に住む山下さんの妻、マリアさん(52)と、同ギャラリーのオーナー、佐藤保明さん(67)が旧知の仲だったことから、今回の企画が実現。舞鶴では初めての開催となった。会場を埋め尽くすほどの満員となった講演会ではオープニングアクトとして、山下さんの長男である山下拓郎さんが所属するクラリネットデュオ「Toy」の演奏で華やかにスタート。海上自衛隊の制服姿で登場した山下さんはオーストラリアの南極観測船「オーロラ・オーストラリス」の乗組員66人を救助した話や南極観測の裏話、貴重な映像を交えながら、終始、海上自衛官とは思えないほどウィットに富んだ話術を披露。会場を笑いと驚嘆の渦に巻き込んだ。同会場の佐藤オーナーは「舞鶴で南極の話を聞くことができる夢のような時間でした」と興奮気味に話した。
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