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新たな「志」北京都フロンティアワイズメンズクラブ設立

新たな「志」北京都フロンティアワイズメンズクラブ設立

投稿日時:2016年06月24日(金)

 浜のホテルマーレたかたにて、6月19日、(仮称)北京都フロンティアワイズメンズクラブの設立記念式典が開催された。ワイズメンズクラブは、青少年育成団体である「YMCA」の活動を支援することを第一の目的として、地域・国際社会に奉仕する国際的なボランティア団体。その歴史は古く、1922年に米国オハイオ州で誕生して以来、世界各国で数々の奉仕活動を展開している。日本では1932年6月に日本区が設立され、1997年に、日本区は東日本区と西日本区の2つの区となり、それぞれに活動を行っている。今回は、昨年春に舞鶴YMCA国際福祉専門学校が開校したことを受け、支援団体の開設を望む声が上がり、京都市の他クラブの会員らが度々舞鶴を訪れ、当地での新クラブ設立に携わった。当日は、多々見良三舞鶴市長ら来賓をはじめ、西日本各地より祝賀に駆けつけた他クラブ会員を含め、総勢80人が設立を祝った。同市長は、「ワイズメンズクラブは、YMCAとともに地域社会への様々な奉仕活動を展開する国際的なボランティア団体であり、本市においても、平成16年の23号台風被害における災害支援活動をはじめ、ちゃったまつりの際の清掃活動等多くの地域活動に貢献頂いている。当地にその活動拠点が発足したことはとても喜ばしく、今後はともに手を携えて、ふるさと舞鶴の発展に向けてまい進していただきたい」と祝辞を述べた。初代会長として挨拶した辻直紀さんは、設立に尽力いただいた関係各所への感謝を述べ、「クラブの名称は、舞鶴だけにとどまらず北京都全域に開拓者精神を持って、活動を広げていきたいという思いでつけさせていただいた。21人の会員は、まだ真っ白な状態なので、試行錯誤することばかりだと思うが、自分たちらしさを出しながら、しっかりと地域貢献していけるよう努力していきたい」と抱負を述べた。全国的に、こうした奉仕団体が会員数の維持に四苦八苦しているなか、新たな団体が発足するということは稀有である。当地に新たに生まれた志が、わがまちの発展に寄与していくことを期待したい。

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