海の京都未来っこプロジェクト-布敷公民館にて「水辺の生き物観察会」
投稿日時:2016年08月23日(火)
8月5日、布敷の公民館にて~海と日本~海の京都未来っ子プロジェクトの一環として「水辺の生き物観察会」が行われた。同プロジェクトは、次世代を担う子どもたちが、中丹地域の自然とふれあい、様々な体験を通じて地域に対する愛着を深める事で、将来の移住・定住を目的とする事業であり、布敷での同観察会は今年で2回目となる。講師に京都大学舞鶴水産実験所の益田玲爾准教授を迎え、中丹の小学校から集まった子どもたちと、地元の子ら・保護者合わせて50人ほどが参加した。冒頭、川での遊び方と注意の説明を受けた後、益田さんから池内川で見られる魚の紹介が質問形式で行われ、子どもたちは手をあげて元気に答えていた。説明の最後には「陸と川、川と海、生き物たちはみんな繋がっています」と大切な自然が、自分たちと地続きであることを改めて語った。その後子どもたちは池内川へと足を運び、それぞれ網を片手に水辺の生き物を捕まえに出た。子どもたちは魚を見ると「あ!いる!」と大きな声をあげ、急いで網をくぐらせて中を覗く姿が見られた。何かを捕まえると益田さんに見せ、質問する姿が見られた。子供たちの中には鮎を捕まえる子どももおり、汗だくになりながら、元気いっぱいに観察会を楽しんだ。同プロジェクト担当の中村公美さんは「子どもたちが地域の色んな体験をして、いい思い出を自分の中にたくさん残してくれる事で、今後10年後20年後に、故郷へ帰ってくる子どもたちが増える事を願います」と思いを語った。
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