高級魚ノドグロなど 初セリに活気−底引き網漁解禁
投稿日時:2016年09月09日(金)
底引き網漁業が9月1日解禁され、舞鶴の底引き網漁船5隻が出漁し舞鶴港から約3時間かかる経ヶ岬沖(京丹後市)の漁場で漁を行った。9月2日には下安久の舞鶴地方卸売市場で、水揚げされた魚の初せりが行なわれ、高級魚のノドグロ(赤ムツ)など、独特な掛け声と目にも止まらぬスピードで仲買人たちが次々とせり落としていった。主に京阪神などに向け出荷される。今年は台風の影響で思うような漁ができず、水揚げ総量は昨年の初日より1トン以上少ない約2.2トン。ノドグロは昨年の約3分の1となる約418キロだった。このほかササカレイ164キロ、アンコウ34キロなど。セリ値の最高はノドグロ1箱9,600円、アンコウ1箱4,100円、ササカレイ1箱2,700円となった。ノドグロは近年人気を集め、プロテニスプレイヤーの錦織圭選手が全米オープン準優勝の際に「ノドグロとかあったら食べたい」と発言したことから人気に火が付き、都心部を中心に品薄状態となっている。府漁協販売部の佐戸慶太次長は「昨年よりノドグロの水揚げが少なかったが、サイズは例年どおり。これから魚は脂が乗っておいしくなるので、舞鶴の魚を味わってほしい」と語った。今年も当地が誇る海の味覚は街ににぎわいをもたらしそうだ。
-
-
2022年10月07日
小浜線開業100周年
100人超えで大掃除・ 老若男女が汗流す
-
-
2022年09月30日
倉谷の大泉寺
お地蔵さま“水浴び”
年に一度のリフレッシュ
-
-
2022年09月09日
秋到来 黄金のひと時
南野陽子さんら舞鶴の里山を満喫
室牛地区の水田で
市民ら稲刈り作業で親睦深める