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好きな歌 ぼくのいっぽがふみだせた 蘆田君(余内小)が俳句で文部科学大臣賞を受賞 国民文化祭・京都「冠句の祭典」で 全国からの応募1万5千句の最優秀に【舞鶴】

好きな歌 ぼくのいっぽがふみだせた 蘆田君(余内小)が俳句で文部科学大臣賞を受賞 国民文化祭・京都「冠句の祭典」で 全国からの応募1万5千句の最優秀に【舞鶴】

投稿日時:2011年11月08日(火)

賞状を手にする蘆田君

 第26回国民文化祭・京都2011事業の「冠句の祭典」で、舞鶴市立余内小学校6年の蘆田(あしだ)大寛君(12)が、小・中・高校生の部で文部科学大臣賞を受賞した。「好きな歌 ぼくのいっぽがふみだせた」と詠んだ句で、一般の部も含めて全国から応募のあった1万5千54句の中から最優秀に選ばれた。蘆田君は、国語の授業で俳句を習い、「冠句の祭典」に応募した。冠句は決められた上5文字に、中7文字、下5文字を付ける句で、上5文字「好きな歌」にフォークデュオ「ゆず」の『栄光の架橋』を思い浮かべて、句を作った。「落ち込んだときなど、この曲を聞くと勇気づけられる」ことから、「ぼくのいっぽがふみだせた」と表現したという。選者の北山千鶴さんは「『すきな歌』は何ですか、と質問したくなる作品。曲を聞くと、きっと心も体も『勇気』に満ち溢れるようだ」と講評した。蘆田君は「賞をもらえると思わなかったのでびっくりしている。これからも俳句を作りたいです」と話していた。冠句の祭典は、京都が発祥の冠句の魅力を発信するため、国文祭事業として、10月30日に京都市の京都テレサで開催された。全国から応募のあった作品の中から選ばれた優秀作品の表彰式、作句体験教室、記念講演などが行われた。

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